大晦日に家族のマッサージから

１２月は忘年会や年末年始でいつもより、自分が属しているところで飲食をともにする機会も増えます。家族も、そもそも一族というところに所属していて、そのまた小グループのようなものかと思います。
普段、親兄弟と同居していないので、日本風にこのお盆、年末年始の機会に一緒に食べて、最近のことや一族のことを話題にする、年に２回の貴重な機会と感じる年代になったようです。

そして年末年始というと、必然的にお参りを済ませたくなります。今日は、明日からは混むので、暮れの日の朝の明治神宮へ出かけました。2020年は百年祭とのことで、奉納の「夢鈴」が展示されていました。楽しい感じでしかも美しい。ナイスセンス！

中をのぞいてみると、風鈴になっているみたい。軽く押して鳴らしてみると、まあ、とてもやさしい音を奏でてくれました。

杜があるからこその明治神宮。杜と一体化している明治神宮。杜と一緒に育った100年。東京のジャバニーズを象徴する神社が、こういったすばらしい生命の杜をもっている、一体化しているということに明るい未来を感じて、わたしも2019年ブログの幕を閉じて2020につなぎたいと思います☆

 今日は変形性質関節症で通院中、歩くのも痛くて大変、という母の足を指先から背中まで、ゆっくりマッサージしてあげました。普段体に触るのを嫌がるので、こんなに素直に受け入れることは初めてでした。よっぽどつらかったのだ、と言っていました。

リンパも滞っていてむくみも大変なものでしたが、関節をひとつひつと動かしていく方法を先日授業でレクチャーを受けたので、その方法でやってみて、あとは血行・リンパ促進のマッサージで30分ほど。座った姿勢がすくっ、と整っていて思わずパチパチ。痛みもだいぶ軽減したそう。それでも一回だけではなくて継続が大事ですね。通院中のクリニックでリハビリをすすめました。あと、自分で足首回しや足指運動も。

ついでに弟も、首と肩の神経が・・・など言っていたので、同じようにあおむけ＆うつぶせで足指から背中、肩までマッサージ。これまた終わった後、座った姿勢を横から見たとき、実にピーンとまっすぐに、そして背中はうつくしく自然のカーブを描いていて、おもわず「わーみてー美しい！」と写メってしまったくらいです。
その極めてうつくしー姿勢は15分も持たないのですけどもね。

姿勢をよくしようとか、そんなつもりは全然なかったマッサージですが、ふと思い出しました。もう10年近く前になりそうです。一時期、野口整体という整体の流れをくむ整体に通っていたことがありました。初めてその整体を受けた翌朝のことです。その頃、毎朝起きてすぐ、ベッドの上にあるカーテンを片手で持って、さーっと横に引いて開けるのが日課になっていました。

その日も同じように片手で持って、横に引いたのですが、その手の所作に、もう一人の私が「美しい・・・」と感嘆していたのです。そんな自分にびっくりしました。
私の手は仕事をする手、苦労を感じる手代表みたいで、白魚とは真逆をいっています。これは手そのものがうつくしいのではなく、その動きがなんともいわゆる、美、と思ったわけです。これがその整体の影響だとすぐにわかりました。なぜならその整体は、その人持ち前の素質を引き出す整体とのことだったからです。

ちなみにその次の朝からはそんなふうに感じることはもうなく、あれは初めて受けた翌朝、一度のみのことでした。それでも衝撃的だったので忘れられない出来事です。“本来わたしはこんなに優雅な動きを持っている”　という気づきが起きたことだけでも、センセーショナルなことで、大切な一コマです。

人が生まれながらに持っているその人固有の自然の動き。本来動きというのは、余分な力も無理もなく優雅なものなのかもしれません。気が付けばわたしも日常の中で、無意識に力を入れたりして、不自然なぎこちないことをやっているのだろうと思います。そういうものは、美しい、と本能で感じないのでしょうね。

今日のマッサージでそんなことをふと思い出しました。
人間の身体の可能性、神秘というのも、その整体に行っていた数年の間、いろいろ自分自身で身をもって体験したり、勉強したので、これもわたしのLOHASとしてとらえるときの健康観、身体観、いのち観によい影響を受けています。よいな、と思いものを取り入れさせていただいて、発展させていって将来役立てることができればよいな、と願います。

今日の大晦日ブログはここにたどり着いちゃった(^^)/
すべてのいのちが幸せでありますように。2020は2019よりもやや優雅に駆け抜けたいです。

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