やさしい野生時間

いのちがのびのびしている世界につなげたい~保健師・Nurseのブログ

GWの新宿中央公園と、訪問入浴ナイアガラの滝

今年のGWは、アルバイトウイークとして、過ごしています。新宿界隈のため、昼は新宿中央公園に行ってみました。ずいぶんワイルドな花壇で、好みにジャストフィットしていますが、これは計画?それとも・・・( ^)o(^ )いずれにしても、すごくいいと思います。



芝生の上には所狭しと、ちいさなこども連れの家族や高齢夫妻、親子などレジャーシートを広げてくつろいでいました。

わたしも、小さな木陰のベンチ風をみつけて、ありあわせのお弁当。朝も全く同じものを食べたので、かなり飽和状態でした。すべて分かっちゃってるよ、というのもいい時とつまらない時がありますね。落としたものは鳩が飛んできて、そそくさと食べてくれました。

 

鳩に触ろうとしている小さな子がかわいかった。こどもの好奇心にほわっとしました。

シートも敷かずに、直接草の上にタンクトップと短パンでお腹を出して寝ているおじいさんも。後でナース仲間に、公園にそんなおじいさんがいたことを話すと、「家の中でじっとしてるよりずっと健康そうでいい」というコメントにそう、そう、と意見が一致。

とにかく草の上を歩くと、くつをはいていても気持ちがいいです。1歳、歩き始めました、くらいの子が裸足で歩いていて、すごくうらやましかったです。できればワタシも、、、だけど今日は遠慮しておきました。

大きな水場があって、後から聞いたら、新宿ナイアガラの滝というそうで、ちょっとウケました。

ナイアガラの滝と言えば、もう5年以上前だと思いますが、年末に訪問入浴のバイトをしたことがありました。訪問入浴は、3人で自宅に浴槽を運んで行って、お風呂に入ってもらう介助をします。

その時は、介護職さん2名、ナースの自分1名の組み合わせで行きました。その男性介護職さん2人のコンビネーションと、利用者さん(要介護の方)に楽しんでもらおうというサービス精神のすごさに、とてもプロ意識を感じて勉強になったなあ、と思ったことを思い出しました。名付けて、ナイアガラの滝事件?でです笑


訪問入浴では、縦長の浴槽を運んで部屋で組み立てます。浴槽の下には、大きめのシートを敷くんですね。お湯が飛び散ったりこぼれたりするとお部屋が濡れますから。

お湯がたまると、利用者さんを3人で寝たまま抱きかかえて、浴槽に入っていただきます。ですが、、、その時、予想のお湯量よりも、体が大きかったりすると、、、そうです。ざざーっとお湯が。そのときは、大柄な男性の利用者さんで盛大に起こりました。

それでも2人の介護さんは、表面上全く動じず、「はい~ナイアガラの滝~ですねえー」と言って、シートの2か所のはじを軽やかにすっ、と持ち上げました。お湯がシートからこぼれないように。利用者さんの家を水浸しにしたり汚したりするのはNGなので、ああーっ💦と焦るはずですが、一見ぜんぜん。


表向きは涼しい顔でシートを持って、利用者さんには起こっていることを楽しんでもらっているんですよ。めちゃ、介護のプロを感じました。そのあと、お風呂に入っている利用者さんに見えないところで、1人はバスタオルを電光石火の速さで大量において、必死にお湯を吸収させていました。あとの2人は、そんなことはまるで感じさせない、楽しい会話をしながらという!

 

大人になってから勉強していた期間があるので、一時期けっこう訪問入浴のバイトをしましたが、何度も利用者さんに楽しんでもらいたい、の気持をもった介護士さんやヘルパーさんに出会ってそのたびに新鮮な気持ちになって勉強させてもらいました。

ちなみに、このお二人の話はとても面白く、訪問入浴のナイADDIモデルガラの滝の他には、噴水、というものあるそうで、それはいつかまたっ( ^)o(^ )

1日に8件近く回り、体力勝負なところもある訪問入浴なので最近ご無沙汰していますが、ナイヤガラの滝、なつかしい話を思い出しました~

そもそも福祉の要素がある仕事が私に向いているし、そういう場にいると、ほっとするなあと思います。今思えばありがたいお誘いも何度か受けましたが、その時は違うことを選んで今に至っています。

それが合っていたのか、それとも間違っていたのかはわかりません。だけど、その時はそれがいい、と思って選んで、自分なりに精一杯やってきたのは確かだからいいんだよ。

だけど今度はもうやってみたかったことに満足したのかどうかは分かりませんが、福祉の要素がある方向に、少しづつシフトしていきたい気持ちは日々募ります✨