新宿の桜と書店&幸せドリンク
新宿の書店とMUJIで買い物帰り、駅前の小さな桜が満開。スマホやiPhonを花に近づけてベストショットを取ろうとしているのが、そこではなぜか男子(含むミドル)ばかりだったのが面白かった。
「きれいだったよ、新宿の桜」とか言って、親しい人に見せるのだろうか。
きれいな花の様子を写真におさめようとする男性たちの姿に、なぜか先行き明るい未来を感じるのはわたしだけではないかもしれない( *´艸`)
ここは、観光地かしら、と思うほど写真をみたらブルースカイ!
わたしと同い年の息子さんがいるという女性の大家さんと、たまに短い手紙をポストでやりとりしている。
一筆書きの縦長便せんが重宝していたけれど、最近はビミョーにサイズが変わって、はがきサイズとかA5くらいのものに、太めのペンを使ったヘタ字で(* ̄▽ ̄)さらさらと、ごあいさつふくめ、気軽にひとことこと二言書いている。
徐々に紙面がおおきくなっているのは、書くボリュームがわずかに増えている、といったところ。
メールは用件を伝えるツール、の位置づけだったのに、いつしかわりと手紙的なことまで、メールや入力文字でやりとりするような時代に瞬く間にかわってしまった。
なので、こういったやりとりが、お互いに程度な距離をもって気軽にできる関係が持ててうれしい。
紀伊国屋書店では、医療人類学者・磯野真穂先生の「急に具合が悪くなる」をどんな本なのだろう、とパラパラ。
乳がんで余命宣告のある哲学者との、率直で真摯な思いと思いのやりとりの書簡。
直球クラスの真摯な感情については、この2020年、いまや自分の中でさえ「そんな直球的な感情など、そもそも自分にないもののように」その存在を忘れかけてしまうほどレアなものになりつつある。
少なくても、人と人との関りにおいて、夫婦とか家族とか、よほどの間柄においてのみ、一部それらは展開されることもある、、、的なものになっているのではないだろーか。
率直すぎるものは、恥かしいものなのか、泥くさいものなのか、重いものなのか。。。
それでも人間にはたしかに率直な感情があって、それを時に直球ながらイナセに表現することで、そこから「相手との確かな絆」が生まれて立ち上がってくるのだ。ということを考えるような本。
話題の本、タイトルに惹かれた「あやうく一生懸命生きるところだった」もパラパラ。
帰りに近くのピカデリーにあるMUJIへ。
カフェMUJIのクリームソーダは、そのアクアブルーのような優しい色を、クチナシとベニバナの植物色素からつくっているのだそう。それを知って以来ファン。
するする飲めるほど美味。
ソフトクリームは、自然放牧の牛さんからというロハス度の高さといったら☺
いきものへの思いやりを感じるビジネスは、いつもわたしの内面を幸せにしてくれる。
そしてきょうの午後は家でお茶。
穀物コーヒーといって、コーヒー豆のドリンクではなくて、コーヒー風といったところ。スペルト小麦・チコリ・タンポポを焙煎しているそうで香ばしい。オーガニック。ネコのイラストがいっそう購買欲をUPしてくれる!
これは美味。クレヨンハウスの八百屋さんで買ったもの。
桜の小皿は、なかなか旬ではないですか☺
でも、置いたパンの面積が大きくてオシャレにも上品にもなれないという!!
1年にいちどの、この新しい空気に包まれた季節。
にこやかに上を向き、幸せな春を過ごされますように!