やさしい野生時間

いのちがのびのびしている世界につなげたい~保健師・Nurseのブログ

遠くまで続いているドアと滋養のランチ

絵は好きなほうだと思いますが、画家のお名前はほぼ知りません。
東京都美術館のハマスホイ展に行かれた絵を愛する大家さんから、先日2枚のポストカードを、わたしの〒ポストに短いお手紙と一緒にいただきました。

静寂を描く画家なのだそう。白い幾重かに開かれたドア。
廊下の先のドアも少し開かれていて、「その先は何があるのかな、わずかに開かれたドアの先は明るい光がみえるよ」ということで、その感触がお気に入りに。

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「あの先にはなにがあるのだろう。目指したいなあ!」タイプのわたしの人生に重ね合わせて、デスクの斜め上方にポストカードを飾りました。行き詰ったらこれをみよう。

 

そして、食べたいものは食べてしまう、混食家(適度にゆるベジやってますが)ですが、心身はオーガニックとベジにあこがれているのです。月曜日の休みでラッキーだったので、買い物も兼ねて、クレヨンハウスのベジマンデーランチに行きました。

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有機がたくさん並んで、ベジマヨネーズの文字に神々しさと土のにおいや青虫さんや、昆虫さん、微生物さんや生産者さんの喜び顔までセットになって浮かんでくるようです。
なので、本能的にスキ、なのかもしれません。美味だし食べ過ぎなのが注意・・・でも少しくらい食べすぎても、もたれが残らないのが、vege&オーガニックのすばらしさ。

 

冬がお得意そうな葉キャベツも、東京のポカポカした日差しを受けて、春仕様の姿にイメチェンしたように輝いていました。冬の花に見えません~。

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 部屋の模様替えをしました。
ベッドとデスクの位置を交換したら、とても気持ちいいです。しばらくデスクの位置に違和感を感じていたところ、重い腰をえいっ、と上げました。「気持ちいい」そして「違和感」ここをどうキャッチして、思案し、動くか・・・というところに人生のちいさな展開への糸口があるように思います。

きのう、これまで夢はかなえてこれたこと、いったいどうやってかなえてきたのだろうね、についておしゃべりする機会がありました。そこで振り返るとこんなことでした。
それはまず強く願うこと。
イメージすること。
そしてそこに向かってすぐにできる目の前のことで動くこと。

白いドアは絵のように先につながる風景にずうーっと続いていて、先のドアも少しづつ開かれていて、それが生きている間続いていく。
ドアの先にはもれている光がある。ドアは自ら閉めてはいけない。自らノブをもって閉めさえしなければ、いつでもそこはその先へと続いているのだから。。。

絶望、という悲しみを知っている。もう自分に開くドアはないと思った。
そんな体験をした方、している方へ。

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わたしも何度か、そんな体験をしたのですが、生きている限り、自らドアを閉めない限り必ず大丈夫なのです。必ず次のドアは続いています。

また扉を開けて進むことが出来たとき。今度は次に同じ思いで苦しむ方に、「大丈夫。わたしも経験しました。きっとドアは開くのですよ」とどうぞ伝えてくださいね。伝わる力、ひっぱりあげる力は、経験からしか生まれない。そう思っている40代最後の年です。

仕事では、ビジネスパーソンのこころの健康に関わっているのですが、わたしの経験から生まれたサポート、というのが確かにある。そう実感しています。

東京は春の兆しの夜です。うう、、今日も、食べ過ぎてしまった・・・でも満足。

大学院の発表課題でこの1-2か月、重くのしかかっていた、英語論文クリティーク。これにしてみよう、と論文の目途も付いて、ほんの少しドアが開かれて光というゴールがちら見えた気分。
思わず、ムリかも。思わず当日休む、という選択肢はないですよねえ・・・とまで頭を過って、ドアを閉ざしそうになった、昨日までの自分にサヨナラ~。

まだ訳とクリティークがあるのに論文を選べただけで、1歩前進気分絶大です。
何事も、未経験、苦手意識のものには、手を付けるまでがいつもこんな感じです。

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