日常のこと、働き方のこと
秋冬はずっとMUJIのコットンタイツで過ごした。
皮膚にあたる感触に敏感なほうなので、肌に密着するナイロンという素材がけっこうつらい。
なので、堂々と(でもないけれど!)コットンなど天然素材系のタイツで仕事にもいける秋~春先までの時期はわたしにとって、天国ともいえる。見た目ではコットンだとそんなにわからない。
それでも、なんとかかろうじて先週まではタイツでやり過ごしてきたけれど、流石にもうそれもおしまい。
絹のストッキングというものがあるので、買いに行って、大切に履こうかと思っている。それでも1000円程度なので、手は届く。前に青山のナチュラルハウスでみたので、あそこに行けばいいのかもしれない。
寒い時期、足はずっと出したままにしておくと寒いので、基本すぐに何かを履くだろう。レギンスだとかパンツとか。その履物がわたしにとってはこのコットンタイツだったのだ。
仕事には基本黒、オフにはブラウン、グレー、ブルー系と切り替えもしつつ。すぐに何かを履く、という季節だったので、自分の一部である足をじっくり見る機会がほとんどなく・・・
あたたかく余裕があった今日は、久しぶりに自分の足をじっくり眺める。足が重いのはこんな風にむくんでいたからだったなあ、など足を労わりたくなる。
足がとても疲れて歩くのもしんどくなることもあったので、知人にマッサージをたまにしていただいていたけれど、それでもお正月休み以来、じっくり足をみずに経過してしまった。
いつも余裕がないというのは、もしかして大切なことをスルーせざるを得ない人生になってしまうのかもしれない。
ほんと、カバーのようなタイツで覆われていた5か月近く・・・
わたしは一人暮らしだけれど、朝起きてベッドを直し、身支度を整えてお茶を入れて飲む、必要最小限、何かを作って食べるのにごく簡単に煮たり焼いたり。仕事に持っていくマグにもお茶を注ぐ。
洗濯、余裕があればクイックルワイパー・・・
キホン、手早いタイプではないので家を出るまで、1時間ですべてをやりきるのがいつも厳しい。なのでお茶もちょっとした食べ物も、「あ、こんな時間だ」と、飲み込むように食べる、立ち飲みもしょっちゅう☺
聞けばそれは私だけのことではなく、おおよそ私の周りの女性はそうらしい。朝は紅茶やその時々で選んだおいしいお茶を、ゆっくりお茶を飲むのがささやかな目標。どんなに一日が豊かになるだろう・・・
「たった一人なのに、果たして、ふつーと呼ばれるレベルで日常の営みというか、家事を維持するだけで、どれだけの労力がいるのだろう・・・」休みの日のご飯をフライパンでつくりながら、そんなことを考えてしまった。
食事をつくる、ということに要する時間と手間は、その前の買い物にいくところから始まっている。なので残業が常態化している日本のビジネスパーソンに「自炊」を勧めるのは、そんなに簡単なことではないし、あまり現実みも薄かったりする。
本業は保健師なので、健康になってほしい、いきいきしてほしい。といろいろ考えてサポートさせていただくけれど、根本的なところに目を向けてみないと難しいんじゃないか、というところに今日も行きつく。
世間でいうところの、働き方改革のことでもある。
いつもやらなければばらないことが埋まっている感、周囲に遅れてはならない感、いつもいつも成果をあげなければならない感。
人と同じようなやり方、突飛すぎない意見を求められるし、そのうえなぜか競争せざるを得ないサバイバル感も漂いかねない環境にいること自体が、基本的に心身の健康やいきいきとは違うところに向かっているヨ、と思っている。
だけどこれはわたしも経験したこと、そしていまも経験中。
日本の一般的な勤め人像といってもいいだろう。
これを経験出来てよかった。これまでの自分にとって、もっとも苦手だったことが板につき始まってきているのも実感。
なので私の場合、ここから見えてきた、ロハスな暮らしと健康をわかりやすく、ときに楽しく発信していきたい☺
このブログのタイトルをはじめ考えるにあたって、「ロハス東京生活」にしようかな、それとも「---ー東京暮らし」にしようか。と生活と暮らしで迷った経緯がある。
そこで、じゃじゃーん、広辞苑を開きまして・・・というカッコいい賢そうなことはせず、簡単にwebで調べてみた。
生活は、生きる上での日々の営みそのものを指すことも。
一方、暮らしの方は、ライフスタイルの提案面も含まれていることを知って、迷わず「ロハス東京暮らし」とした経緯があった。
だけどそれだけでは、ライフスタイルの提案だけで、ロハスな健康も伝えたい保健師っぽさがないので、LOHAS保健室もプラスした、という流れ\(^^)/
新宿の桜!
このブログは生後5か月を迎えました。
来てくださった方に、ありがとうございます☺☺☺
読んでくださる方がいるからこそ、続ける力になります☺