やさしい野生時間

いのちがのびのびしている世界につなげたい~保健師・Nurseのブログ

猿田彦珈琲 原宿駅店で。

原宿駅まで毎日速足で歩く。それは朝のわたしの通勤コースでもある。
連休明けの朝、明治神宮の南門に沿って広がっていたのは、まるでウエルカムを表現しているような、間口の大きく開けた新しい駅の入り口だったので、はらりとうれしくなってしまった。

駅入り口が「こちらからどうぞ!」と歓迎してくれるような、自然にす、す、すうーっと足が運ばれていくような動線となっていて、それってありそうでない。あまり経験がないけれど、なんて気持ちがいいのでしょう~

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 帰りも少し歩くことになるけれど、真新しい原宿で降りる。

駅の2Fにはひろいひろい、猿田彦珈琲。
今日は一息ついて帰りたい気分だったので、一度は通り過ぎたけれど折り返してきてお店までの階段を上った。

ソイラテと、豆大福までケースに並んでいたのでいただいてみた。スタバに慣れているので、ケースに豆大福がスコーンやケーキと一緒に鎮座しているのがものめずらしくて、「わあ・・・」と、顔を近づけて眺める。
世界は広く、洋も和も一緒に並べてみたってなんの問題もないことが分かった。

 

ほのかに適度な明るさの店内は、たくさんの人でいっぱいだったけれど、居心地がいい。そして丁寧に入れたとしか思えないソイラテがおいしかった。

このコーヒー屋さんは、たった一杯で幸せになるコーヒー屋を目指しているのだそう。

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近年だいぶ回数が減っているけれど、一時期スタバ族と言えるくらい10数年通っていたのも、あのお店の有名な「スタバはコーヒーを売っているのではない・・・」というコンセプトが、はっとするほど魅力的で共感できたからだった。

10数年前のこと。その頃、スタバ特有のあたたかなフレンドリーな店員さんの一言が、他にはない大きな魅力としてわたしの心をつかんでいたし、いまで言う、まさしく第三の居場所としてリビングの延長で通い詰めた。というか、通っちゃった☺

マイ・サードプレイスにふさわしく、一人で行くことが多かった。そこでは勉強もしたし、本も読んだし、PC作業や考え事やぼんやりの時、時々おしゃべりの時も。

 


「きょうはどうしますか?」だとか、お気に入りのカスタマイズを覚えていて声をかけていただけるのは、行きつけ感があって実に心地がよかった。

当時、盛岡に住んでいたのに、「N.Yのスタバでのやりとりか・・・」と錯覚してしまうようなあたたかさとスタイリッシュさが共存していた空間のように感じていたものだ。

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スタバも猿田彦珈琲も、特にフェアトレードや環境配慮に特化しているわけではないだろう。なのになぜ、わたしにとって心地いいのだろう・・・
そこに、一見分かりにくいけれど、これからのロハスにつながる大事なものがある。と個人的に思っている。

両者には、うちのドリンクを飲んでくれた人、来てくれたひとに心地よいものを提供したい、幸せにしたい、という願い、コンセプト。商売の根底にあるものが共通している。

ひいては、心地よさが幸せにつながり・・・
それは健康でのびのび生きる!というロハスな健康観にもピッタリと重なってくる。ロハスな健康観パズルのピースが収まるのである。

うっかりついつい、長くなってしまった。いいお店に出会ったなあ。珈琲という豆のドリンクは、あまり本来得意なほうではないのだけれど、珈琲屋さんの話ばかりになってしまった☺

珈琲というのみものは、カテゴリーとしてはお茶に属している・・・
ということなのか、メニューには、しずかなキワミが感じられるネーミングを持つ、日本茶、ほうじ茶などもあって、幅広い世界観が多国籍な原宿にふさわしいなーと思う。


幸せが広がりますように!
少しづつ、確かに、確かに確実に☺

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