鬼子母神とザクロの絵馬
不要不急の外出をなるべく控える東京の連休です。
ZOOMなど、実際会わなくても集団でコミュニケーションできるITツールは、
半年もたたないうちにすっかり日常に取り入れることが当たり前になりました。
わたしもiPhonのスピーカーフォンで、
くつろいでお茶を飲みながらお互いの状況を分かち合ったりする会話・・・
そしてメンターともいえる先生のWEBでの講義など、
人生の中で深みのある、自分を開く可能性となっている
たいせつなやり取りと情報は、
ほぼITの中のやりとりで得ているいまの状況に、新鮮な気持ちになっています。
それでも、ITの距離に関係なくやり取りできる便利さと、
会って情報交換したり、
食事やお茶をする人生の楽しみを使い分ける術。
コレヲ習得しつつあるいまです。
はやくまた、対面が躊躇なく選択できる日が来ることを祈ります(^^)/
好きな食べ物はトウモロコシを茹でたやつ。
そして軽く海の塩をふる。最高です。
前日夜、中華丼外食後、なんとなくもたれてキャベツスープとトウモロコシの夕食。
買い物帰り、つかれて外食。
無印、3種の盛り合わせ。
トウモロコシご飯を選択しました。
こういったシンプルな食事がいちばん美味しいと感じる40代の終わりです。
お代わりで、く、くるし・・・ちと後悔。この繰り返し( ̄∇ ̄;)
ちょっと前、池袋のジュンク堂帰りに、初めて鬼子母神に寄ってみました。
ここから500数十メートルの標識があったので、テクテクと
池袋の道路沿いの花。
鮮やかなイエローでこうして今日も、
そこに在るだけで気持ちをあかるくしてくれるのです。
花が身近になかった人類の歴史はないはず。
花のない都会、花のない世界や人生はどんなにか味気なく、
世界に色がなくつまらないものだろうか。。。
メイン道路からちょっと入ったところにありました。
神社とお寺が合体したという、鬼子母神。
もとは、人の子をさらって食べて栄養にしていたという、子だくさんの女性とか。
ある時自分の溺愛していた末娘を隠されて、
子を食べられる悲しみを知ったことで、
お釈迦様に帰依して鬼子母神となったというお話し。
深い悲しみを知る。
このことが、私達人間にどんなことをもたらすのか・・・
それは計り知れないものだと思っています。
ナースとして、患者さんの生死にまつわるストーリーを経験したこと。
メンタルヘルスの領域で、
深い悲しみを体験した人々の健康支援に関わってきたこと。
地域包括支援センターの保健師として働いていた時は、
特にお一人暮らしの高齢者の方が打ち明けてくださった
長い人生の中での体験談の中で、いくつか深い話をうかがいました。
わたし自身も、自分なりの深い悲しみを経験しました。
「この人のこの悲しみに比べたら。自分の悲しみはまだまだ大したことはないな」
そう思うこともありますが、
悲しみの深さや質は、決して誰とも比べられるものではなく、
その時自分が感じたこと。
それがすべてで、そう感じた自分という存在を、
自分自身がとても大切にしてあげてほしいな、と思っています。
わたしは人知れず深い悲しみを知っている人を、
いつも静かに心の中で応援していますヨ。
さてー、絵馬を買ってきました。
ふつう、奉納してくるものですが、
とても気に入ったので絵としてもよいかな、と思って。
わたしは子どもはいないのですけど。(子ども好き、ちいさくてかわいいもの好き!)
子どもたちやすべてのいのちがいきいきと、
のびのびと幸せであればいいな、と願っているので、
この豊潤ないのちの繁栄を象徴するザクロのかわいい絵に惹かれました~(^^♪
ブログに来てくださった方に、
思いやりと、自然体なのびのび感が届けばうれしいです!
訪問ありがとうございます。