トマトの成長とナチュラルなリズム
雨や、曇りの日が多い東京です。
そんな中、先月植えたわが家の袋栽培、ベランダミニトマトは、旺盛にたくましく成長中。いえ、たくましいとはまだ言えないかもしれません、夏の直射日光に慣れていないので、ピーカンだと葉がくたり、と。( ̄∇ ̄;)
トマトは日光大好き、とのことなので、ぜひとも逞しくガンバっていただきたい母心です。
葉が随分茂ってきたね、ということで、昼休みに少し芽かきをしました。
自然に成長したものを、剪定するという行為が実は苦手です。
「いいんだろーか」という思いがよぎってですね。
でも、そのたびに以前読んだ本のこんな意味のフレーズを思い出すのです。
「バラも冬の時期、余分な枝を見事に思い切って刈り込んで剪定することで、翌春見事な花を咲かせてくれます。人間にも同じことが言える時があります。」
そうそう、わたしのトマトは、人間と植物の共同作。
手つかずの自然に、ばっさばっさと一方的に何か手を施すわけではないので、これでよいのだ🎵というのが、私の落としどころです。
それでも、刈り取った葉は、草マルチといって、袋の土の上に置いておきます。
夏場の水分蒸発防止に役立ちます。畑だと草マルチがよいのですが、袋栽培でもやってみようと手が自然に動きました。
葉っぱ一枚、トマトの枝ひとつ、ごみとして捨てるのは惜しい気がしています。育ての母心か・・・
葉っぱや茎から香る、トマトのにおいに不思議な気持ちになります。キュウリやナスはそういったことはないのにねえ。
どんどん季節も進みます。
先週末から、セミと虫の声がうっすらと私の住んでいる場所でも聞こえてきます。
今日は午後早い時間までの仕事だったので、夕方本当に久しぶりで昼寝をしました。目覚めたとき、耳をすませばうっすら聞こえてくる虫の音色に耳をすませました。
「ああ、ここでも聞こえるなあ」って。
ミーンミンミンとか、虫の声が夏から秋の夜を演出するハーモニーのようなボリュームで聞こえる場所に住んでいた時の頃を懐かしく思い出しました。
でも、聞こえたよ、ここでも。少し切なく懐かしく、耳をすませた東京の夕暮れです。
昼寝の効用が言われて久しいですが、その疲労回復・効率UP・リフレッシュ効果は身をもって知る、というのが一般的かと思います。
わたしも、久しぶりの昼寝で痛感です。
今日の昼寝は、とてもリカバリーできました。
昼寝をしたい人はした方がいい。どうぞしてください。
と、ヘルスケアの常識として、広く取り入れられる日が来れば、ストレス度は大きく下がって、生きがいや働きやすさもUPするのではないか、とも思います。
そこには、個を大事にする、個の生体リズムを大切にして、よりいきいき働いてもらおう、という尊重がみられます(^^)/
なるべく管理して、生産性を上げてもらおう、といった従来の考え方とは180度違った考え方。これからは、ここに私たちは向かっているのではないかしら。そういった働き方は、雇われ方はとても軽やかだし、想像するとウキウキします。
健康経営と働き方改革はタイヤの両輪、双子のように切り離せないものだなあ、とナチュラル派保健師のつぶやきです。