やさしい野生時間

いのちがのびのびしている世界につなげたい~保健師・Nurseのブログ

キャンドルナイトと冬至に向けて

昨日の仕事帰り、ふらりと寄ったスターバックスの店内は、いつもよりほんわりした灯り。テーブルの上にろうそくがキレイ、と思ってレジ前のボードをみると、キャンドルナイトと書かれていました。

注文した、すっぱくてちょっとスパイシーなハイビスカスティと一緒にわたしもひとつ、キャンドルをいただきました。本物の火ではなくてライトですが、それでもやっぱりキャンドルっていいですね。

そもそもテーブルにあったものと、計2個のキャンドルを前にお茶を飲みながら、いつもよりもほっこり落ち着いた気分になりました。

「電気を消していつもと違うひとときを、非日常」がキーワードだそう。電気がないということ。電気ではなくて、自然の火の灯りということ。ほんわり薄暗い灯りのなかで、自分の心の内面に素直になれるんじゃないかと思います。

囲炉裏や暖炉、キャンプファイヤーの火の力というのはそういった面でも大きいですが、こうした本物の火じゃなくても、火のようなあたたかみがあるキャンドルでも、現代では十分代用することができそうです。

12/22明日は「陰極まって陽に転ずる」と言われる冬至です。明日から太陽の力が復活して少しづつ陽が長くなってくるのです。これから一番寒くなる時期、陽が長くなりはじめる、というのがわたしには不思議に思えるんです。

だけど、これは希望です。
この世界が、あたたかいキャンドルの灯りで照らされて、あらゆるいのちに、火種のような灯りがともりますように。生きていてよかった、もう少し頑張ってみよう、という灯りがともりますように。



あと10回寝ればもう、新春と呼ばれます。 クリスマスやお正月ごろ、まだ硬い蕾だけれど、わずかに膨らんでいる将来のつぼみをつけた桜の枝を見て、毎年、確かに春に進んでいることを感じてうれしくなって、よし、がんばろう、と思ったりします。

植物は季節とともに生きていて、こんなふうに元気や勇気をくれたりする存在です。

来月はもう関東南では梅も咲いてくるのでしょうね。年が明けて。毎年ここからはもう、春を待ち焦がれて過ごしています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ