やさしい野生時間

いのちがのびのびしている世界につなげたい~保健師・Nurseのブログ

社会人大学院、夕方大学まで走った思い出

この春、51歳の春のことですね。大学院修士を終えました。3年ちょっと前、やっぱり大学院に行こう、と決心した実習指導の仕事がありました。そこでお会いしてお世話になった保健師の大先輩が先日、ステキなお店で大学院の卒業をお祝いしてくださって感激です🌸

コロナを大きなきっかけとして、ZoomやYouTube配信でシンポジウムや学会、セミナーに参加出来るようになりました。自宅で時間と移動の費用をかけずに参加できること、これはちょうどこの時期に勉強を始めた私にとって、本当に大きな幸運です。

今日も、Zoomのウェビナーでケア関連のシンポジウムに参加して新しい気づきをいただいました。最近は、月に何度か一般参加OKでオープンなシンポジウムやセミナーに参加しています。今週は疲れたのか、途中1時間ほど、うとうとしてしまいましたがこういう自然体も疲労回復には大事です。その効果か、少し体の疲れと緊張がとれました。

私の場合、大学院修士2年目からコロナ対策のため講義の受講やゼミで大学院に通うことはなくなって、すべてオンラインになりました。社会人中心の大学院でしたので、専攻した分野の講義は平日18:00以降と、土曜日。そしてゼミは指導は夕方以降や土日というスタイルでした。


修士の間は平日フルタイムで企業の健康支援の仕事をしていたので、18:00~の講義に出るのに地下鉄駅の階段を駆け上がって、大学まで走った日々が懐かしいです。

定時ぴったりにあがって、大学途中のコンビニでドリンクやパン、お菓子をちょっと買って5分前に乗り込むことが出来ればラッキーでした。が、それもなかなか予定通りにはいかないものです。定時間際に電話がなったり、急ぎの対応があったりもしばしばです。その時は観念して、決して焦らず対応させていただいて社会人として保健師の仕事を最優先でやってきました。


なので18:00開始の講義では、5-30分の遅刻はもう仕方ない感じですね。ですがやはり、いざ会社を出ると1分でもはやく!と思って、決して軽やか~ではなく、焦ったアラフィフ、重い荷物の入ったバックを肩に下げてどすどす、はあはあ、必死に大学まで走ったわけです。周りの方、怖かったでしょうね、真剣って恥も外聞もどこかで、なんでもできちゃいますね。


さて、オンライン化でそれがなくなった2年目は、なんと天国だったことでしょう。仕事が長引いて遅刻は時々ありましたが、仕事の方もやはり感染症対策で在宅勤務が増えたので、劇的に移動にかかる時間が減って、疲れ具合としての体も本当、楽になりました。2年目も変わらずだったら、時間も体力も相当大変だったと思います。オンラインでも相当ギリギリで厳しかったですのでね( ;∀;)


それでも、私の場合1年目は講義もゼミも大学に通って、顔と顔を合わせて話も雑談も相談も、貸し借りも出来たわけです。これは通うからこそできたことです。直接会ってじゃないと、生まれないなにげな交流もたくさんあるんだなあ、とそれがなくなって初めて気が付きました。同期や先輩からの情報とかもそうですね、この情報交換、情報収集っていうのが学生にはほんとに大事ですよねえ。


わたしは30代で看護の学部に入ったのですが、そこは本当に大事にしてきたので、なんとかここまでこれたようなものです。過去問情報、授業情報、未知のこれからのことについて同期が仕入れた先輩から聞いたんだけど、の情報などなど。学部でも若い頼もしい同期からたくさん教えてもらいました*^^*


私の次の年からは、1年目からずっとオンラインなので、同期と顔を合わせたこともなく、情報も入りにくくて、、、という話を同じ講義を受けた方から聞きました。なるほど、確かにそうですね。そんな中でオンライン中心で頑張ってきた学生さんたち、本当に工夫してがんばっていますよね。

学生さん世代は柔軟なので、既存や思考の壁を越えていい方法を見出していけそうかなと。エールをお送りします(^^)/ わたしも次に向かって進んで行かねば~

今日もソイラテ、です。

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