母とフキのシンパシー
3月の終わりは母の誕生日なので、浦安に行ってきました。桜が見事に満開です。これが頂点であとは花びらが散っていくのだなあ、と見上げました。
桜は、色が幾重が重なるように種類があるとさらにきれいですね。山桜もそうですが。
母と桜を見に行ったりするのは、初めてかもしれません。東北の小中高の入学式にはまだ桜は咲いていない時期だったので、入学式でも一緒に見ていないと思います。
今回は、母の誕生日ということで、弟も仕事を早めに切り上げて桜を見に行きました。
母からはなんと、遺影の写真を撮って欲しい、と注文が・・・
「あたしの遺影の写真撮ってくれる?」と軽い感じです。
撮ってみました。
その中で、はい、わらってーと無理やり笑わせた写真が、まいう~の石ちゃんにそっくりで、くっ、くっく~笑笑
母からはその写真は削除してっ、削除!と言われましたが、これはこれで、石ちゃんモードの目とふっくら感がめちゃ幸せオーラを醸し出しているので保存版にすることにしています。
もう、ある一定の年齢になったら、キレイに、かわいく、撮れているというよりも、幸せそう、楽しそう、というムードの方を大事にすべし( ^)o(^ )と自分自身でも思っています。
満開桜を背景に撮った写真は、実に華やかで母もそれとなく気に入ったようです。実際に遺影に使うかどうかは未知数ですが・・・
母と弟の写真が桜の下に並んだ写真を撮ったらすぐ、白っぽい鳩がそこに着地してうろうろしていました。この色の鳩はめずらしいね、と弟。「幸せの白い鳩かなあ」のコメントにはスルウでした( ^)o(^ )
帰りに、以前なら回転ずしと呼ばれていた店に行きたくなり、食事をしました。
ですが今はコロナで回転はせず、注文したものが、ものすごいスピードで流れてきて、オーダーしたテーブルの前で止まるんです。流れてくるスピードが速すぎて、止まるときにキュッ、という感じでぴったり急に止まるのが可笑しかったです。
わたしは気に入ったものをいつでもどこでも、何度でも食べ続ける、という習性があるので、今日も自分がすきなものばかり、何皿も食べ続けました😊弟は沢山あるメニューの中で、「なんで同じものばかり食べるのか・・・」と不思議がっていましたが・・・こちらとしては毎度の事なのです。
こうして外で3人で食事をするのは何年ぶりだろうね、と弟。
弟一家も交えた食事は多かったですが、確かに母・弟・わたし、といった3人メンバーの外食は、どのくらい前の事なのか、もはや思い出せないくらい年月が経っているようです。
桜、きれいでした。
そして帰り道、目がいって気持ちがふくふく喜んだのは、こんな素朴なワイルドフラワー、ワイルドグラスのみなさんでした。
今日母は、ふきの煮物を作っていました。私が知るところ、はじめてのことです。スーパーで買ってきて、煮たそうです。わたしの一番好きな食べ物は、ふきの炒め煮なんです。
でもこれは、大人になってからの好物なので、母はまだ知らないはず。なので、近年スーパーで買って自分でもフライパンいっぱいにつくって食べていたこと、東北に住んでいた時は野フキをとってきて下処理して食べたり、ちょくちょく産直で買っていたことなど、どんなにフキが好きなのか、めずらしく熱く語ってしまいました笑
「フキがすきなの知っていたの?」母いわく「知らない」
なので、なにか通じていたのかもしれません。
さて、誕生日プレゼントは、昨日の夜、新宿駅近くを歩いていて、花屋の店先で見かけた大きな鉢植えの黄色いミニバラを見たときに、「これだ!」と思ったので、ラッピングしてもらいました。やぶれないように大きなビニール袋2枚に入っていたくらい大きめなので、電車で持っていくのはちょっと大変でしたが💦選り好みが激しい母。喜んでくれたようでよかったです😊
そのミニバラは、一目で生命力がありありと満ちているように感じて、つぼみもたくさん。よかったのです。きょう、仕入れてきたばかりのものだそう。元気な花屋植物からは、やはり元気をもらえそうだな、と思うんです。